阪神・中野 164安打!最多安打争い4日最終戦で決める 8戦連続H「最後まで試合に出るので、その結果ついてくればいい」
「広島東洋カープ5-6阪神タイガース」(1日、マツダスタジアム)
熾烈(しれつ)を極める最多安打争いの決着は、最終戦までもつれ込んだ。
阪神・中野は初回1死、大瀬良が投じた143キロの外角直球を巧みに逆方向へ運んだ。今季164安打目となる左前打。「意識しないと言っても勝手にしていることではある」と、タイトルへの重圧と闘いながら8試合連続で安打を重ねた。
試合前まで中野を1本差で追っていた牧(DeNA)が2安打で肩を並べた。運命の最終戦は互いに4日。「いつも言っているように、最後まで試合に出るので、その結果(最多安打が)ついてくればいいくらい」。
目標はあくまでも全試合フルイニング出場と強調した。人事を尽くした先に、最高の結末を迎える。