阪神・森木 社会人チーム相手に5回0封 テンポ良く3併殺も「まだまだ改善できる」

 「2軍練習試合、阪神タイガース3-1三菱重工WEST」(27日、鳴尾浜球場)

 飛躍の時へ向け、牙を研ぐ。練習試合とはいえ、年上の強豪チーム出身選手が多い相手。阪神・森木大智投手(20)がプロとしての力を示した。

 「積極的に振ってきていて、いい打線と聞いてたので、真っすぐを待ってるタイミングで、どれぐらいいけるか試しました」

 早いカウントから仕かけてくる相手打線に対し、テンポ良くアウトを重ねた。初回は11球で3人を片付け上々の立ち上がり。0-0の四回には1死から連打で一、二塁の危機を招いたが、続く打者を遊ゴロ併殺に打ち取って無失点でしのいだ。

 「後ろを信頼しているので、いい形で落ち着いていけた」と、走者を許しながらも計3併殺を奪うなど5回3安打無失点と力投。直球主体の中で「ちょっと詰まってポテンヒットとかもあったので、まだ改善できる」とレベルアップを誓った。

 和田2軍監督は及第点を与えつつ「最低、きょうくらいやってほしいな」とさらなる成長に期待する。前回はチーム事情から中継ぎ登板したが、フェニックス・リーグも含めて次戦以降も先発を務める予定。「来シーズンどういう投球をしたいか自分で想像しながら。技術面も、体の面も、良くしていきたい」と森木。鍛錬の秋を過ごし、躍進を遂げる。

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