【解説】DeNA・藤浪は「この次が大事な登板になる」古巣阪神戦で五回途中1失点「森下は後ろ体重、佐藤輝はとんでもない球を振っていた」
「阪神-DeNA」(22日、甲子園球場)
DeNAの藤浪晋太郎投手が4回2/3を5安打1失点、4四球1死球で降板。今季初勝利の権利は得られなかった。
初回は1死一、二塁、二回は2死満塁をしのいで無失点。三回も四死球から2死満塁とされ、伏見の適時打で1点を失った。四回は三者凡退。五回は2死から四球を与えたところで、相川監督が交代を決断した。
三回には大山に変化球のすっぽ抜けで死球があり、四球も4つ。球数は95球で、デイリースポーツ評論家・関本四十四氏は「1イニングで20球ずつ。何とか1点におさまったという内容だった」と振り返った。
森下からは四回に見逃し三振、佐藤輝は初回と五回に2三振を奪った。関本氏は「いつ抜け球がくるか分からないという藤浪のイメージで森下は後ろ体重、佐藤輝もとんでもないワンバウンドを振っていた。外にズドンと真っすぐが来そうなイメージもあるんだろうな。メンタル的なことで突然3ボールになる一方、今日はぎりぎろのところでスライダーとカットボールが入ったことで藤浪自身を助けた」とした。
11日の巨人戦では3回を投げ6四球を与えて6失点。18日のファーム交流戦、日本ハム戦では1/3を6失点だった。関本氏は「ファームでの投球を見ても、よくチャンスをもらえたなと。左打者の多い阪神、かつて投げていた甲子園でのラストチャンスにも思えたが、何とか次につながったかもしれない。この次が本当に大事な登板になる」と語った。
降板の際には、古巣・阪神のファンからも大きな拍手が送られた。関本氏は「これだけ長く投げていて、肩肘の故障も少ない。ポテンシャルを含め、とんでもないピッチャーだよ。マウンドに上がるたび、こんなに注目される投手は藤浪くらいじゃないか。次がどういう投球になるか、楽しみだな」と期待した。
