2軍調整中の阪神・湯浅 登録抹消後初のシート打撃に登板「実戦を意識してやれれば」

 右前腕筋挫傷で2軍調整中の阪神・湯浅京己投手が15日、鳴尾浜球場で6月16日の登録抹消後、初めてシート打撃に登板した。近本と育成ドラフト1位・野口(九産大)が打者として立った5打席で、許した安打性の当たりは近本の1本のみ。直球にフォーク、縦スライダーも交えた30球に「自分的に怖さもなく、バッターに投げられて良かったかな」と一定の手応えを示した。

 ただ、空振りを奪ったのが近本へのフォーク1球だけで「状態的には上がってきていると思うんですけど、真っすぐとかもっと強さを出したい」と課題も実感。実戦復帰メドはジョークを交えてかわしつつ、次のステップを「配球とかちょっと考えながら、実戦を意識してやれれば」と見据えていた。

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