今季最多の観衆の中、阪神・中野が先制打! 10戦連続安打を記録し「一球で仕留められた」

 「阪神4-1広島」(21日、甲子園球場)

 今季最多の観衆が詰めかけた甲子園。まず、聖地のボルテージを上げたのは阪神・中野拓夢内野手のバットだった。

 三回だ。先頭の木浪が二塁・菊池の今季初失策で出塁。才木の犠打などで、2死二塁となった好機だった。カウント2-1から真ん中高めの147キロ直球を鋭く振り抜き、先制の右前適時打を放った。

 「1打席目から、高めの真っすぐが強いと分かっていた。しっかりと一球で仕留められて良かった」

 この一打で10試合連続安打。「自分の思い描いたスイングができている」と好調の要因を明かした。

 3打席目には今季18個目の四球を選び、早くも昨季の四球数に並んだ。「打ちにいくところと見ていくところを、今年は打席の中で分けてできている」と四球の多さを分析。高い出塁率を維持し、得点を生み出している。

 今季から二塁にコンバートされた中、今やチームに欠かせない存在。好調なチームの中心に、この男がいる。

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