阪神2軍 湯浅が実戦復帰「初めてにしては感覚的には悪くなかった」最速147キロ、1回3安打2失点

 力投する湯浅(撮影・高部洋祐)
 1回、中日打線に打ち込まれ、汗をぬぐう湯浅(撮影・高部洋祐)
 1回を投げ終え、ベンチに戻る湯浅(撮影・高部洋祐)
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 「ウエスタン、中日5-13阪神」(17日、ナゴヤ球場)

 右前腕の張りで2軍調整中の阪神・湯浅京己投手が実戦復帰。先発して、予定通りの1回を3安打2失点だった。

 3-0の初回、先頭・鵜飼に左前打を許し、暴投で二塁進塁を許す。溝脇に内角高めフォークを捉えられて左翼線へ適時二塁打を浴びた。さらに、続く伊藤康にも右前打を浴びて無死一、三塁のピンチ。4番・ビシエドに左犠飛を献上した。

 それでも、1死一塁から堂上を147キロ直球で二ゴロ併殺に打ち取り、勝ち越しは許さなかった。

 「フォークとか変化球が、最後まで怖さがあったところを、対バッターでずっと確認したかった」と多投。「初めてにしては感覚的には悪くなかった。怖さはなかったです」と振り返った。直球は最速147キロだったが、「今は真っすぐのスピードはこだわってないので、もっと上がってくると思います」と右腕。「ここからしっかり対バッターで調整して状態を上げられれば」と1軍復帰へ力を込めた。

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