阪神・秋山 復活へ6回0封10K 試行錯誤の投球フォーム「『こうすれば良いんだな』というのがそのまま出せた」
「ウエスタン、阪神2-0ソフトバンク」(13日、鳴尾浜球場)
「うりゃ!!えいや!!」。1球ごとに、力のこもった雄たけびが響く。よみがえり始めた頼もしい姿に、鳴尾浜の虎党もくぎ付け。阪神・秋山が“復肩”への10Kだ。
「投球フォームを試行錯誤しながらやってきた中で、『こうすれば良いんだな』というのがそのまま出せた」
キレのある直球が気持ち良く中川のミットに収まる。初回は2死三塁のピンチも、4番・生海を138キロ高め直球で空振り三振。ここから二回へかけて4者連続Kを記録した。半分の5三振を直球で奪い、6回4安打無失点。「打者も真っすぐを球速以上に感じていると思う。真っすぐが良くなった分、いろんなことができた」と手応えを口にした。
この日、アスレチックス・藤浪のメジャー初勝利を知り「『挑戦』と逃げの言葉を使ってるので(笑)そういう言葉を使わず頑張って欲しい」と右腕。夢の舞台で結果を残してくれ-。元同僚の後輩へ、秋山らしいエールを送った。自身も「ゆっくりしてられないので、結果を出すだけ」と決意。自分に厳しく、プロ14年目を突き進む。
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