阪神・ミエセスが亡き父にささげる来日1号弾「父も見てくれていると思うので」4月に祖国へ一時帰国

6回、ソロを放ったミエセスはポーズを決めながら生還する(撮影・田中太一)
6回、ソロを放ち、ナインとタッチを交わすミエセス(撮影・高部洋祐)
6回、ソロを放ったミエセス(左)を笑顔で迎える岡田監督(中央)と平田ヘッドコーチ(右)=撮影・田中太一
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 「広島0-5阪神」(5日、マツダスタジアム)

 阪神のヨハン・ミエセスが1軍デビュー戦で来日1号アーチを放った。4月に身内の不幸のため一時帰国した助っ人は「ホームランボールはドミニカの父に。亡くなってしまったので心の中はさみしい。でも父も見てくれていると思うので、父にささげたいと思います」と語った。

 場面は4点リードの六回1死。塹江が投じた浮いたフォークを見逃さなかった。完璧に捉えた打球は左翼席上段に突き刺さり、打ったミエセスは打席での確信歩きからダイヤモンドを一周した。

 キャンプから課題とされてきた守備でもファインプレーを披露。四回1死から右中間最深部に飛んだ打球に対し、帽子を飛ばしながら懸命に追った。右翼から左翼へ風が吹き、難しい打球となったが懸命にグラブを伸ばしてランニングキャッチ。上達した守備でチームのピンチを救った。

 1軍昇格の日に最高の結果を残し「緊張もあったけどみんなと再会することができてよかった。すごく興奮しているしうれしい」と声を弾ませたミエセス。ホームランボールは「亡き父にあげようかなと思っています」と語った来日1号で、開幕から固定できていない右翼争いでも好アピールとなった。

 「素晴らしいお父さん、お母さん。素晴らしい方でした」と最後は神妙な面持ちで語ったミエセス。チームはこれで3連勝&今季最多の貯金5。首位・DeNA追走へ、頼もしい新戦力が岡田阪神に加わった。

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