阪神・岡田監督 2番梅野の意図は?「ちょっと強引に行くからな」打順の巡りも説明 そんな荒療治実らず打率・094

 7回、ベンチから戦況を見守る岡田監督。左は三振に倒れた梅野(撮影・飯室逸平)
 3回の攻撃を終え、選手交代を告げた岡田監督(撮影・中田匡峻)
 ベンチで厳しい表情の岡田監督(撮影・飯室逸平)
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 「阪神4-8巨人」(26日、甲子園球場)

 阪神は3年ぶりに2番で起用した梅野がブレーキとなり、連敗。五回に佐藤輝の一発など怒涛の5連打で1点差に迫ったが、七回1死一、二塁の好機で梅野が三振に倒れるなど、同点に追いつくことができず。直後に巨人・長野に3ランを浴びて試合を決められた。

 試合後、岡田監督は梅野の2番起用について説明。「ちょっと強引にいくからな」と打撃の状態を上げるための“荒療治”だったことを明かした。

 一問一答は以下の通り。

 -佐藤がホームランで流れがきたが。

 「おーう。流れがきたけどなあ」

 -五回は、すごくつながった攻撃だったが。

 「まあ。1点差やったら後半チャンスあったと思うけどなあ。やっぱりホームランが痛いわ。犠牲フライだと思っていたけど」

 -佐藤輝は復調のきっかけになるか。

 「おーん、きっかけになるやろうなあ。きのうのなあ、室内からよかった。おーん。きのう(ホームランが)出る、言うてたけどな」

 -きょうは打線を組み替えた。2番梅野の意図は?

 「意図って、お前。2番で打たそうと思ったんやんか」

 -本来のコンパクトな打撃を思い出させる狙いはあったのか?

 「まあなあ、おーん、ちょっと強引に行くからな。近本やから(塁に出て)右に打つとか、バントとかもできるかと思ったけど、そういう機会はなかったけどな。ちょうど(7回に)左で来たからのう、ちょうどあそこがちょっとポイントやったけどな」

 -最近、梅野にチャンスで回ってくる。

 「それは何番打たせてもいっしょやって。みんなそうやんか。打順下げてもチャンスは回ってくるし。調子が悪いものに」

 -調子が悪い選手の打順下げるのではなく上げた。

 「いや、その間に入れたんやけどな。あそこはな、絶対な、9番からでも左ピッチャー来るからな、間に入れといたらなあ、ちょうど当たるやろと思たらホンマになあ、ちょうどええタイミングやったけどなあ。大江の時に」

 -及川のピッチングで流れができた。

 「おー、やっぱり流れ変えるよなあ、ああいうのは。まあ西が打たれすぎよなあ、最初から。うーん、だからあんだけヒット打たれへんけどのお、うーん」

 -西勇が立て直せないのも珍しい。

 「初回なあ、1点で逃れたからなあ、それですっといくと思たけどなあ」

 -気にしていたノイジーが。

 「そうやねん、ノイジーがなあ、今やったらノイジーの方が1番悪いかもわからんなあ。2戦目からやなあ、あれ、ストライクのね、そのあれからもう、ちょっと内容悪いよな、ノイジーな」

 -打順もまた、考えながら。

 「まあ、そんなにコロコロ、コロコロ変えないからな、俺は。まあ、ねえ、ノイジーも、何番打とうが、そら、まず自分のいい時の感覚をもどさなあかんよ、それは。何番やからええとか、あかんとかじゃなしにな。バッターって何番うとうが、その選手の攻めをしてくるわけやからな、相手のチームは。だから、楽な打順なんかないわけやんか。クリーンアップ打ってるヤツが、7番になったら楽っていうことはないわけやから。それはやっぱりな、個人個人の調子をあげなあかんゆうことやからの」

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