阪神 逆転負けで首位陥落 得点は近本先頭弾のみ 終盤好機もあと一本が出ず

8回、遊ゴロに倒れるノイジー(撮影・飯室逸平)
9回、併殺打で試合終了。最後の打者となり力なく引き揚げる梅野(中央奥)=撮影・立川洋一郎
8回、空振り三振に倒れた中野(撮影・中田匡峻)
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 「中日2-1阪神」(23日、バンテリンドーム)

 阪神は逆転負けで首位から陥落した。下位の中日に痛いカード負け越しとなった。

 初回は近本がプレーボールと同時に今季1号。先発右腕・福谷の初球、151キロ直球を右翼スタンドへ運んで先制。自身通算9本目の先頭弾となった。

 チームとして勢いに乗りたいところだったがなかなか追加点を奪えず、1点ビハインドとなって迎えた七回には、2死二、三塁のチャンスを作るも、梅野が空振り三振に倒れた。八回にも1死一、二塁から中野が空振り三振、ノイジーが遊ゴロに打ち取られた。

 九回も1死一、二塁と攻めたが、梅野が二ゴロ併殺。あと一本が出なかった。

 先発の才木は走者を出しても要所を押さえる投球を続けていたが、五回につかまった。1死から投手の福谷にマルチヒットとなる二塁内野安打で上位につながれると、2死後、大島にランアンドヒットで三遊間を破られてピンチ拡大。2死一、三塁で細川に右中間への2点適時二塁打を浴びて逆転を許し、5回7安打2失点で降板した。

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