阪神・村上がプロ初完封初勝利!完全投球途絶えるも散発2安打&10奪三振 投げて打って走って大活躍
「中日0-2阪神」(22日、バンテリンドーム)
阪神先発の村上がプロ初勝利を初完封で飾った。中日打線を相手に散発2安打、2桁10奪三振と文句なしの投球を見せた。
前回登板の12日・巨人戦(東京ドーム)の7回完全投球から続いて、この日も好投。初回、3者連続三振で最高の立ち上がりとなると、五回1死から福永に中前打を許すまで、3試合にわたって37人連続アウトを続けた。
走者を背負っても安定感は変わらず、後続の細川を中飛、加藤匠を一邪飛にきっちり打ち取った。八回無死から再び福永に中前打を浴びたが、後続を3者連続三振に斬った。
“打者・村上”としては両軍無得点のまま迎えた六回、先頭で打席に入ると、高橋宏の154キロ直球を左翼線に落とす左前打で出塁。この試合初めて回の先頭打者が出塁すると、近本の右中間を破る当たりで激走。適時三塁打となり先制のホームを踏んだ。
投げて、打って、走っての大活躍で難敵の中日・高橋宏を撃破した阪神。今カード1勝1敗とし、貯金を再び3とした。