阪神が痛恨の首位陥落 エース・青柳が三回持たずKO 佐藤輝は3打席連続三振 鬼門で打線沈黙

 8回の攻撃前、厳しい表情の岡田監督(撮影・中田匡峻)
 6回の攻撃を終え、選手交代を告げる岡田監督(左)。井上(32)と佐藤輝(8)は好機で連続三振に倒れた(撮影・中田匡峻)
 6回、空振り三振に倒れた佐藤輝(撮影・中田匡峻)
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 「中日4-1阪神」(21日、バンテリンドーム)

 ヤクルトと並んで首位に立っていた阪神が3位に転落した。5年連続で負け越している敵地・バンテリンドームで好発進とはいかなかった。これでチームは連敗だ。

 先発・青柳が三回途中4失点での早期降板。2試合連続で5回以下でKOされる形になってしまった。

 初回に1点の援護点をもらいながら、石川昂、溝脇に適時打を浴びてあっさり逆転を許す。続く二回は2死から安打と四球でピンチを広げ、アルモンテに適時打を浴びて痛い3点目を失った。

 そして三回、四死球で2死一、二塁とし、投手の小笠原に中前適時打を浴びた右腕。中堅・近本からのバックホームは微妙なタイミングで、岡田監督のリクエストも実らなかった。ここで指揮官も我慢の限界に達したのか、ベンチを出て交代を告げた。

 打線も相手先発・小笠原を打ち崩すことができなかった。初回1死一、三塁で大山が先制の左犠飛をマーク。三走・近本の好走塁もあり、幸先のいいスタートを切ったが、二回以降は得点できず。

 3点を追う六回は大チャンスを生かせなかった。1死からノイジーが四球。大山のボテボテの三塁への当たりが内野安打となり、リクエスト判定も覆らず、1死一、二塁に。一発が飛び出せば同点の場面で佐藤輝に期待がかかるも、3打席連続となる空振り三振で、左翼スタンドからは大きなため息が起きた。続く井上も空振り三振に倒れて、若き大砲コンビの連続三振でチャンスの芽がついえた。

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