阪神の新助っ人・ノイジーとドラ1・森下「シーズンでも楽しみ」 藤田平氏が指摘した活躍へのポイントとは

 8回、選手交代を告げる岡田監督(中央)=撮影・飯室逸平
 4回、一邪飛を打ち上げ、怒りをあらわにするノイジー(撮影・高部洋祐)
 試合前、森下(左)と談笑する佐藤輝(撮影・高部洋祐)
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 「オープン戦、オリックス5-2阪神」(26日、京セラドーム大阪)

 阪神の元監督で、デイリースポーツ評論家の藤田平氏(75)がオリックス-阪神戦をチェック。阪神はオープン戦を8勝9敗で全日程を終えた。ここまでの戦いを見て、打線で新戦力となる新外国人のノイジーとドラフト1位・森下(中大)への期待を語った。

  ◇  ◇   

 岡田新監督はオープン戦でいろいろと試しながら、選手を見極めているように感じた。全日程を終えて、新戦力のノイジーと森下がともに開幕オーダーに名を連ねることが確実となった。ともに選球眼がよく、シーズンでも楽しみだ。

 ノイジーはタイミングの取り方がいい。ただ、課題は日本のストライクゾーンへの対応となりそうだ。

 試合前に岡田監督は「まだ日本のストライクゾーンに悩んでいる」と話していた。ボールと思って見逃した球が、ストライクと言われる場面があったようだ。

 ただ、この試合でも六回1死で外角攻めされながら、見極めて四球を選んでいた。打席を重ねて、慣れれば対応できるだろう。

 森下は1年目ということを考えれば、ボール球の変化球を見極められていたと思う。タイミングの取り方を見ると、直球と変化球の間のタイミングで合わせているように見える。そのため、シーズンでは内角速球への対応が課題になるかもしれない。

 ただ、今は制球力が高い投手は少ない。この試合では二回2死で山岡の内角寄りの147キロを紙一重で仕留め損ねて三飛となったが、シーズンではああいう球を仕留めることができるようになれば活躍が期待できる。

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