阪神は巨人に敗れ3連敗 ドラ1森下がOP戦3号も先発西純が5回5失点

 5回、中田(左)に適時二塁打を浴びる西純(撮影・西岡正)
 7回、ソロを放ったブリンソン(左)厳しい表情で見つめる岡田監督(撮影・西岡正)
 5回、左越えソロを放つ森下(撮影・西岡正)
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 「オープン戦、巨人6-4阪神」(22日、東京ドーム)

 阪神はドラフト1位・森下翔太(22)=中大=にオープン戦3号が飛び出したが、終盤の反撃も届かず3連敗となった。

 「6番・右翼」で先発出場した森下は1点を追う五回、1死無走者で打席に立つと、巨人の先発・メンデスの4球目、129キロの外角低めスライダーをとらえた。打球はライナーで左中間スタンド最前列に飛び込む同点ソロとなった。

 初の東京ドームで名刺代わりの一発。「少し独特な雰囲気を感じながら打席に立っていますが、しっかりと自分のスイングができたと思います」とコメントした。

 森下は4試合連続安打と好調が続く。オープン戦3本塁打は、ドラフト制以降の阪神の新人右打者では田淵(1969年)、岡田(80年)、八木(87年)を超えて、望月(72年)の最多記録に肩を並べた。

 1-6の八回、巨人の4番手・松井を攻め立てる。1死から代打ミエセスが三ゴロ失策で出塁すると、2死から代打・糸原が四球を選び、近本が右膝に死球を受けて満塁とすると、渡辺が初球を強振し、右中間を破った。走者一掃の適時二塁打で3点を返したが、続く板山が空振り三振に倒れ、好機はついえた。

 先発の西純は初回、中田に左前適時打を許し、先制点を与えた。1-1の五回には先頭の門脇から3連打を浴びるなど、6安打で一挙4失点。5回10安打5失点でマウンドを降りた。

 2番手・浜地は1回無失点に抑えたが、何回に登板した3番手・加治屋がブリンソンにソロを浴びて追加点を許した。

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