元阪神のメル・ロハスがメキシカンリーグ移籍 現地報道「ティファナ到着」ウィルカーソンはユカタンと合意

 昨季まで阪神で2年間プレーしたメル・ロハスJr.外野手(32)がメキシカンリーグのティファナ・ブルズの球団施設に到着した、と6日(日本時間7日)、メキシコのスポーツサイト、ゼータが伝えた。

 ロハスは10年ドラフト3巡目でパイレーツに入団。8年のマイナー生活をへて17年途中に韓国リーグへ移籍。2年目の18年には打率・305、43本塁打、114打点をマークし、4年目の20年には打率・349、リーグ最多の47本塁打&135打点で二冠を獲得し、MVPにも選出された。

 20年オフに阪神と2年契約、推定年俸250万ドル(約3億4000万円)で合意。鳴り物入りで来日したが、一軍に定着できず、60試合の出場で打率・217,8本塁打、21打点。復調を期した昨季は89試合で打率・224、9本塁打、27打点と振るわなかった。

 阪神でロハスとチームメートだったアーロン・ウィルカーソン投手(33)も2月にメキシカンリーグへ移籍し、ユカタン・ライオンズと契約。メキシコを舞台に阪神の助っ人対決が実現するかもしれない。

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