阪神ドラ1森下 和田2軍監督から熱血指導 マンツーマンで「だめー!」「集中!」

 打撃練習する森下(撮影・北村雅宏)
 打撃投手を務める和田2軍監督
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 「阪神2軍春季キャンプ」(6日、具志川)

 「だめー!」「集中!」と声が飛ぶ。阪神ドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=が室内練習場で、和田2軍監督からマンツーマンの熱血打撃指導を受けた。「とにかく振ることと、芯で捉えることを言われながらのバッティングでした」

 和田2軍監督が自ら球を投げ込み、それに森下が食らいつく。最後は「集中して芯を食わせて終わろう」と4球連続で芯を捉えられるまで終われない指令。やり直しを食らいながら最終的には92球を振り込んだ。

 「あそこまで(密着指導)は(プロでは)初めてですね」と森下。練習をこなす体力をつけるという和田2軍監督の狙いに「体力面は大事だと思うので、しっかり指導の中で量をこなしていきたい」と意欲を見せた。

 一球一球「よっしゃ!」と気を出していた姿に「ファンの方たちも見ていて楽しくなるような選手。成績が伴えばだけど」と和田2軍監督も期待を込める。その打撃、熱いプレースタイルで虎党を魅了していく。

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