WBC選出の阪神・湯浅京己 球児の背番号22は「覚悟の意味を含めて選ばせていただいた」

 侍ジャパンに選出され意気込みを語る湯浅(撮影・立川洋一郎)
 WBCでの活躍を誓う湯浅(撮影・立川洋一郎)
 WBCでの活躍を誓う湯浅(撮影・立川洋一郎)
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 「カーネクスト 2023 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)東京プール」に出場する日本代表「侍ジャパン」に選出された阪神・湯浅京己投手(23)が26日、西宮市内で取材に応じ、「大変光栄ですし、しっかり感謝と覚悟を持って臨みたい」と意気込んだ。

 注目の背番号は22に決まった。藤川球児氏(現阪神球団本部付SA)が阪神や第2回WBCで背負った“代名詞”。自ら選んだと明かした湯浅は「リリーフやっているからには追いつき、超えていかなければならない背中だと思っている。自分の覚悟の意味も含めて22番を選ばせていただきました」と思いを口にした。

 侍ジャパンの栗山監督からは昨年12月に直接連絡を受け「『世界一になるために力を貸してくれないか』という言葉をかけてもらいました」という。栗山監督は投球の内容次第湯浅を抑えに抜てきする可能性も示唆しているが、湯浅自身は「どこで投げたいとかはない。どこで投げてもやることは変わらないと思うので、しっかり自分のできることをやるだけ」と地に足を着けた。

 福島・聖光学院高から独立リーグを経て、ドラフト6位で阪神に入団。度重なる負傷を克服し、昨季は主にセットアッパーとして59試合に登板。45ホールドポイントで最優秀中継ぎのタイトルを獲得し、日の丸を背負うまでに成長を遂げた。「ずっと代表で出たいと思っていた。見ていてワクワクさせられるようなピッチングをしたいと思いますし、自分の持っている力を全力で出すだけ」と夢舞台へ思いをはせた。

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