阪神・ドラ5戸井 夜の右京道場に弟子入りしていた 構えの体の向き教わり早速効果実感
「阪神新人合同自主トレ」(11日、鳴尾浜)
阪神ドラフト5位・戸井零士内野手(17)=天理=が、前川右京外野手(19)に本格的に“弟子入り”していたことを明かした。新人合同自主トレ初日の9日夜に「バッティングに誘っていただいた」と初めて一緒に練習。この絶好の機会を1度だけで終わらせなかった。「一緒にお願いします」と今度は自ら頼み、翌日の10日夜も1時間程度、共に汗を流した。
以前から“弟子入り”を志願していた憧れの先輩。念願かなってそのスイングを目の当たりにし、打球の速さに驚愕(きょうがく)。「負けずに、自分もしっかり振り込んで、追いつけるように頑張りたい」と刺激も受けた。練習では構えるときの体の向きを教わり、この日の練習で、初めて行われたティーバッティングでも実践。「ボールが見えやすくなった」と、早速効果を実感した。
「やらないと人と差がつかないので。そこで差をつけたい」と夜間練習は毎日行う覚悟。さらに「前川さんに付き合っていただけるならぜひお願いしたいです!」と今後も貪欲に学んでいく考えだ。
新人合同自主トレは第1クールが終了し「結構振れてるかなとは思っている。しっかりもっと上げて、キャンプに向かっていけたら」と充実感をにじませた。“夜練”継続でさらなるレベルアップを図る。
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