阪神・岡田監督 青柳に「15勝」指令 自己流調整OK 2年連続最多勝投手に「よう言わん」
阪神・岡田彰布監督(65)が30日、来季の開幕投手筆頭候補・青柳晃洋投手(29)に調整を一任する考えを示した。「2年連続最多勝のピッチャーによう言わんわ」と、自己流調整を容認する。
「(調整を)指摘して最多勝できへんかったらどないすんねん(笑)。自分の調整で13勝したんやろ?ある程度分かっている選手に関しては別にその通りやればええねん」
青柳は今春も初の実戦登板を2月20日の中日との練習試合に設定するなど、開幕を逆算して調整を進めてきた。開幕前に新型コロナウイルス感染による離脱こそあったが、5月14日・DeNA戦から8月2日・巨人戦まで9連勝を挙げるなど、順調な調整を続けてきたことが成績にも反映されていた。
13勝4敗、防御率2・05と抜群の結果を残し、最多勝、最高勝率、最優秀防御率の投手3冠に加え、ベストナインも獲得。来季、新たに背番号17を背負う青柳に対し、岡田監督はさらなる期待を抱いている。
「ずっと上積みできるようにと自分でも思ってるやろ。13勝やったら次は15勝とかな。やっぱりまだまだ勝てる。年齢的にも落ちていく年齢じゃない」。青柳が15勝以上達成できれば、“アレ”の可能性はグッと高まる。
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