阪神・原口文仁内野手（３０）が２５日、埼玉県内の寄居町運動公園で行われた後援会主催の野球教室に参加した。来季の漢字に「健」と掲げ、レギュラー争いを制するため「頑健な選手を目指します」と力強く言い切った。

　頑丈で屈強な選手となる。打撃練習やトレーニングなどに取り組み「フィジカル強化」を目指している原口。お尻周りが大きくなったと話し、衝撃の秘話を明かした。

　「１１月～１２月にかけてズボンの股の部分が３本破れた。長く履いたから破れちゃったと思ったら、嫁が『トレーニングしてでかくなったんじゃない？』って。そっちか！！と思って、うれしかったね」

　岡田監督が来年２月１１、１２日に１、２軍合同での延長１２回制、６回でメンバーを入れ替える形の紅白戦２試合の実施を明言しているが「１１、１２日に合わせて、良い調整に持って行くところなので。しっかり試合でできるようにやっていきたい」。指揮官に持ち味の打撃を印象付ける。

　新外国人のノイジー、ミエセス、日本ハムから加入した渡辺諒、高浜など同じ右打ちの野手が増えたが「自分が結果を出せなかったら出られないし、少ないチャンスで結果を出せばおのずと道は開けるはず」と動揺はない。己のやるべきことに集中し、結果を残す。