阪神・森木 上沢マネて理想の直球を 「僕の理想、無駄ないフォーム」

ボールを触りながら外野をウオーキングする森木(撮影・高部洋祐)
 外野をランニングする森木(撮影・高部洋祐)
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 首の張りで年内のノースロー調整が決まっている阪神・森木大智投手(19)が13日、理想とする日本ハム・上沢のフォームを習得していることを明かした。年明けから投球練習を再開する予定で、プロ2年目の来季へ向けてさらなるレベルアップを図る。

 「僕の投げ方の理想と照らし合わせて、無駄のない投球フォームに。(理想は)日本ハムの上沢投手。無駄なく負荷もなく、高い角度からスピン量も多くて、強いボールを投げている」

 今季は「1年目でプロ初勝利」の目標を達成できず。1軍で2試合に登板したものの2敗で終えた。課題とするのは、直球の質や制球力。1軍の舞台で活躍するため、オフに自らの投球を見直した。

 プロの世界で結果を残す投手は「リリースの位置が高い人は軸がぶれない。一本の線で投げているイメージ」と分析。目にとまったのは、抜群の安定感を誇る日本ハムのエース右腕だった。

 前日12日には新人選手入団発表が行われた。ドラフト2位・門別(東海大札幌)、同4位・茨木(帝京長岡)と高卒投手も新加入する。新たな後輩たちに「負けてられない」と気持ちを引き締めた。

 来シーズンこそ、チームの戦力となるために。充実のオフを過ごし、万全の状態でキャンプに臨む。

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