阪神・前川 ドラ1・森下を動画チェック 右翼争奪戦残り1枠「負けられない」
阪神・前川右京外野手(19)が10日、三重県員弁郡の東員第二中学で行われた日本プロ野球選手会の野球振興事業「マクドナルド 野球・ソフトボール体験会サポートプロジェクト」に参加。外野のレギュラー争いのライバルとなるドラフト1位・森下(中大)に挑戦状をたたき付けた。
「負けられないです」。むき出しの対抗心を一言に込めた。岡田監督は中堅・近本の固定を明言し、左翼に新外国人の起用を示唆。残り1枠の右翼争奪戦に向け、ドラ1ルーキーにライバル心を燃やした。
走攻守の三拍子に定評がある森下に対し、「打撃では絶対に負けられない」とスラッガーの意地を強調。森下のプレーは既に動画で確認しており「守備、走塁の平均も上げていくのが必要。勝負したい」と意気込んだ。
この日、地元で行われた同イベントでは小学生女子ソフトボールチーム「東員SBS」の体験者含む26人と交流。「活躍して、また教えられるようになりたい」。熾烈(しれつ)なレギュラー争いを制し、三重県のスーパースターとなってみせる。