阪神・西純 打撃も評価で1550万増の大幅アップ「任される投手に」開幕投手にも堂々名乗り
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阪神・西純矢投手(21)が18日、高知県内のチーム宿舎で契約更改交渉に臨み、124%アップとなる1550万円増の2800万円でサインした(金額は推定)。
高卒3年目の今季は1軍で14試合に登板し、自己最多の6勝をマーク。それでも目標に掲げていた10勝には届かず、「もっとできたんじゃないかなと思っています」と振り返った。
打撃では26打数6安打、打率・231。一時は8番に座るなど、飛び抜けた打撃センスを見せつけた。球団からはその成績も評価され、「数字にこだわっているわけではないですけど、ランナーがいるところでピッチャーが打てば打線がつながる」と打撃にも意気盛んだ。
岡田監督は青柳が来春に行われるWBC日本代表に選出されれば、開幕投手の候補から外す可能性を示唆。西純にも大役を担うチャンスは十分にある。「先発ピッチャーとして名誉のあるところ。任されるピッチャーになっていきたい」。秋季キャンプ、今オフと充実した時間を過ごし、来春キャンプでのアピールに備える。