今季限りで退任の阪神・矢野監督、ファイナル懸け10日に大一番「明日も全員の野球をするだけ」

 7回、好機で大山が中飛に倒れる。ベンチの矢野監督、近本(右端)=撮影・堀内翔
 8回表終了後、選手交代を告げる矢野監督(撮影・棚橋慶太)
 8回、空振り三振に倒れベンチで悔しさをあらわにする佐藤輝(後方中央)=撮影・棚橋慶太
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 「セCSファーストS・第2戦、DeNA1-0阪神」(9日、横浜スタジアム)

 阪神が完封負けで接戦を落とした。これで対戦成績は1勝1敗のタイとなり、ヤクルトの待つファイナル進出の決定は3戦目に持ち越しとなった。DeNAの投手陣を前に、セ界ワースト記録となるCS1試合14三振を喫した。

 試合後、矢野監督は、相手の先発の大貫について「立ち上がりは、そんなにいいかなって感じはなかったけど、ちょっと乗せてしまったかなという感じはあった。回を追うごとにコントロールも良くなったっていう感じもあった」と振り返り、三振数については「三振もアウトも一緒」と、語った。

 10日の第3戦は、勝てばファイナル進出、敗れれば敗退。今季限りで退任する指揮官にとって、最後の試合となる可能性がある。ただ、「いやいやずっと大事な試合なんで。別に明日も今日も変わらないんで。明日も全員の野球をするだけなんで。俺はもう辞めるって言ってから毎日毎日、今日っていうのは返ってこないと思ってやってるんで別にそれは変わらない」と、強調した。

 先発は才木に託す。「前向きなやつなんで、何というかポジティブに捉えられるマインドっていうかそういうものを持っている。ある意味、意気に感じて投げられるタイプなんで、そういう気持ちで投げてくれたら」と、期待を込めた。

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