阪神 湯浅が大ピンチしのぐ 8回岩崎投入もまさかの悪送球から冷や汗

 8回途中からマウンドに上がる湯浅(左)=撮影・堀内翔
 8回、湯浅の前に空振り三振に倒れる牧(撮影・飯室逸平)
 8回、桑原を打ちとるも一塁へ悪送球する岩崎(撮影・飯室逸平)
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 「セCSファーストS・第1戦、DeNA0-2阪神」(8日、横浜スタジアム)

 阪神は2点リードの八回、2死一、二塁で湯浅を投入。牧を空振り三振に仕留め、大ピンチをしのいだ。

 矢野監督はシーズンでは守護神を託していた岩崎を八回から投入。2-0に4番手で登板すると、1死から桑原のボテボテの投ゴロを処理したが、送球が浮いて一塁セーフに。まさかの失策に矢野監督もあ然。さらに代打・オースティンに四球を与えて1死一、二塁とピンチを招いた。続く佐野を一邪飛に打ち取ったところで交代を告げられた。

 矢野監督は湯浅を投入。カウント2-2と追い込むと、最後は140キロの外角高めフォークで空振り三振に仕留め、ガッツポーズを作った。

 湯浅は九回もイニングまたぎで無失点に抑え、プロ初セーブ。チームはCSファーストS突破へ王手をかけた。

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