阪神・矢野監督【一問一答】「晋太郎があそこで止めたくれたのが一番ポイントかな」
「広島3-7阪神」(23日、マツダスタジアム)
阪神は打線が初回に4点を奪うなど奮起し、連敗を4で止めた。広島と並んで同率4位に浮上。逆転CS進出に望みをつないだ。
3回1失点で降板した先発の才木の後、早めの継投に入った中で3番手の藤浪が2回を1安打無失点の好リリーフ。試合後の矢野監督は「晋太郎があそこで止めてくれたのが一番ポイントかな」と称賛した。以下一問一答。
-初回に4得点。
「2点、3点、4点といってくれたんで、まあ、どの得点も大きいけど、フミのホームランはキーだったかなと思います」
-高寺がプロ初ヒット&初打点。
「1本出て来年以降、アイツもぐっと上がる可能性がある能力を持った選手なんで。そういうところでは今シーズンのうちにまず1本出たというところは良かったと思うし、残りのなかでも(打てれば)。まあ、守備も走塁も課題はいっぱいあるけど、一番は打つっていうのがアイツの魅力なので、アピールしていってくれたらと思います」
-佐藤輝もらしい1発。
「まあ、もちろんね、2年連続20本以上打つということはすごいことやし、最低の数字はクリアしたんかなと思うけどね。まあまあ、20と言わず、もっとね、30、40やもっとスケールのでかい打者になれる可能性があるんで。あいつ自身も満足していないと思うけど、来年以降は本塁打争いをするような打者になってもらいたいと思っています」
-早めの継投。
「才木もちょっとストライク、ボールがはっきりしていたし、得点も取れるところで勝負にいくというところでは、まあね、いった結果やけど」
-藤浪が好リリーフ。
「晋太郎がいてくれて良かったよね。晋太郎が2イニングいってくれたから、そこで流れが止まったんで。得点できる形にもなったんで。きょうのいろんなね、フミが打ってくれたとか先制できたとかあったけど、晋太郎があそこで止めてくれたのが一番ポイントかな」