阪神・井上ヘッド 佐藤輝に厳しくハッパ「20本届かず終わっていいの?と」
阪神・井上一樹ヘッドコーチ(51)が8日、現在18本塁打を放つ佐藤輝明内野手(23)に対し、20発以上を厳命した。8月20日・巨人戦以来、66打席連続で本塁打が出ていない若き大砲に、厳しい口調でハッパをかけた。
「あと十何試合しかないんだぞ、20本も届かずに終わっていいの?とある意味プレッシャーをかけながら。(20発は)最低条件。高校野球のトーナメントくらいの気持ちでやれと言おうと思います」
昨季は126試合の出場で球団新人最多の24本塁打を放ったが、今季は現時点で129試合に出場し、20発に届かず。「打率も打点も本塁打も上がる前提で今年はやっていたんだけども」と井上ヘッドの表情はさえない。
甲子園での野手指名練習には参加しなかった佐藤輝だが、井上ヘッドは「レギュラー連中は休ませようかなと。パフォーマンスを出すために休養を与えた方が良いかなという判断」と説明した。このままでは終われない。残り14試合で本塁打を量産し、いい意味で期待を裏切る。
◇井上ヘッドコーチ(引退を発表した福留について)「近づけないオーラがある人間だったのでね。ユニホームを脱いで、お疲れさんという言葉と、お前柔らかくなっちゃいなよって(言いたい)ね。孝介、今までギラギラしてたから(笑)」