阪神・浜地 16戦連続0封 球児以来の“50戦以上登板で防御率0点台”も射程

 「阪神0-2巨人」(4日、甲子園球場)

 いつものようにスコアボードに「0」を刻んだ。2点ビハインドの八回、阪神・浜地が2番手で登板し、打者3人を1安打無失点。宿敵に屈辱の零敗を喫した中、24歳の右腕が17球で存在感を示した。

 「ヒットを打たれましたが、誠志郎さん(坂本)にも助けられて、0点に抑えることができました」。先頭の大城に149キロ直球を左前打されたが、代走・重信が試みた二盗を捕手・坂本が正確なスローイングで阻止。代打・ポランコを遊ゴロ、1番・坂本は右飛に打ち取り、連続試合無失点を16に伸ばした。

 高卒6年目の今季は既に自己最多を大幅に更新する44試合に登板し、防御率0・88。抜群の安定感で救援陣を支えている。仮にシーズン登板50試合以上で防御率0点台をマークすれば、球団では藤川球児(06、08年)、ウィリアムス(07年)以来の快挙だ。

 「どんな場面でも、とにかく0点で帰ってくることを意識している。これからも続けていけるように、また準備したい」と浜地。矢野監督も「今年、中継ぎで浜地と湯浅が出てきてくれたのが、チームとしても大きい。1年通して、これだけ投げられているのは本人の自信にもなっていると思う」と評価する。勝ち試合はもちろん、負け試合でも懸命に腕を振り、大物OBたちと肩を並べる記録を狙う。

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