阪神が史上3球団目の通算5500勝!青柳11勝目、大山&佐藤輝アベック弾にロドリゲス初打席適時打

 6回、2ランを放ちナインに迎えられる佐藤輝(撮影・神子素慎一)
 4回、逆転2ランを放った大山(右)にメダルを授与する矢野監督(撮影・高部洋祐)
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 「阪神6-3DeNA」(22日、甲子園球場)

 阪神が巨人、ソフトバンクに次いでの3球団目となる球団通算5500勝を達成。先発・青柳晃洋投手(28)が両リーグ最多の11勝目を挙げ、打線では大山、佐藤輝、そして新加入のロドリゲスのバットが火を噴いた。

 まずは先発の青柳は6回5安打1失点と好投。防御率も両リーグトップの1・37をキープした。

 降板後は「ランナーをたくさん出してしまい、リズムのいい投球ができなかったのですが、その中でも何とかホームラン1本の最少失点で抑えることができたことは良かった。6回で代わってしまったことで、リリーフ陣に投げてもらう状況を作ってしまったので、しっかりこの後はベンチで自分ができるサポートをしたいと思います」とコメントした。

 打線ではまず、大山がどでかい一発をかました。1点を追う四回2死一塁で迎えた第2打席。3ボールから坂本が投じた134キロチェンジアップを思い切り引っ張った。打った瞬間の一撃。長い滞空時間を経て、そのまま左翼席に突き刺さった。

 20号逆転2ランをマーク。球団の生え抜き野手では、21世紀初めて3年連続20本塁打に到達だ。球団生え抜きでは90年~92年に3年連続20発を放った八木裕以来。右の大砲が、大きな仕事を果たすと、佐藤輝も負けていない。

 完璧に仕留めた。1点リードの六回2死一塁で迎えた第3打席だ。カウント3-1から京山が投じたスプリットを強振。打球は中堅左に突き刺さるホームランとなり、約1カ月ぶりのアーチに佐藤輝もニンマリだ。

 打球速度177キロ、角度21度、飛距離141メートルとスコアボードに表示されていた。140メートルの飛距離は昨年、横浜スタジアムで放った場外弾クラスの一撃。怪物から目覚めの一発が飛び出した。

 四回に逆転2ランを放った大山とのアベック弾は今季4度目。アベック打点は15度目で、これで14連勝だ。

 そして、最後に魅せたのは新加入のロドリゲスだ。3点リードの七回1死二、三塁。代打で登場し、フルカウントから宮國が投じた146キロ直球を強振。打球は右翼・神里の頭上を悠々と越える一撃となり、甲子園のファンをどっと沸かせた。

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