阪神・伊藤将の素顔は“変人” チームメートで「変わっている」選手とは
「阪神3-0巨人」(14日、甲子園球場)
阪神・伊藤将司投手(26)が9回4安打無失点の快投で、球団左腕では1969年の江夏豊以来となる伝統の一戦2試合連続完封勝利。レジェンドOBに肩を並べた左腕の“素顔”をデイリースポーツの担当記者が明かす。
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圧巻の完封勝利を挙げたマウンド上の伊藤将。本当に同一人物なのか-。恩師である国際武道大・岩井監督が“素顔”を明かす。
「左投手って変わってるんですよ。右脳と左脳の使い方が右利きと違うので。伊藤(将)が言ってました。『世の中に出たら分かりました。こいつ変わってるなって思ったら、僕と同じ左利きでした』って(笑)」
新人から10勝を挙げるなど投球でも並外れた存在感を放っているが、そんな左腕が思う「変わっている」選手は同じ左利きの「遥人さん!」とニヤリ。「言い方が難しいな…。ふわっとしているというか、すごい自由な感じはします」と言う。
ただ本人に自覚はないようで「結構、周りから言われますけど、自分では思ってないです。変人ぽいですか?」。思わぬ逆質問に返答に迷ったが…。「天然?それはあるかもしれないです(笑)」。ふわっとした笑顔が返ってきた。(デイリースポーツ・間宮 涼)