阪神・矢野監督 復帰戦で途中交代のマルテ「走ることもできないと」 再び足に不安か
「阪神13-0巨人」(13日、甲子園球場)
右足コンディション不良から1軍復帰した阪神のジェフリー・マルテ内野手(31)は2打席連続適時打を放ったが、五回の守備から途中交代した。
「5番・一塁」でスタメン出場。初回1死一、三塁で右前適時打、二回2死三塁では左前適時打といきなり結果を残した。だが、四回2死の第3打席で遊ゴロを放つと、遊撃・中山が打球処理をもたついていたにもかかわらず、全力疾走できずに悠々のアウトとなった。一塁の守備でも打球を追えない場面があった。五回から代わって北條が一塁に入った。
試合後の矢野監督は「よう分からん俺も。本人の状態なのか」と語りつつ、「やっぱり打つだけじゃないのでね。野球は。しっかり守ることも必要だし、最低限走るってこともできないと試合の中で使うってことはできないかな、という判断の中で代えました」と交代理由を説明した。
マルテは5月25日の楽天戦(甲子園)で走塁時に右足を負傷し、出場選手登録を抹消。2軍でコンディションを整えてこの日の1軍復帰戦を迎えたが、本人にはまだ、足への不安が残ってるのかもしれない。