阪神 サヨナラ負け 佐藤輝の55打席ぶり一発などで一時は逆転も勝利に結びつかず

 9回、サヨナラ負けを喫して肩を落とす岩崎(左端)、佐藤輝(右端)阪神ナイン(撮影・堀内翔)
 9回、サヨナラ負けとなり頭を抱える佐藤輝(撮影・堀内翔)
 9回、嶺井の右前打で本塁クロスプレー。リクエストも実らずサヨナラ負けとなった矢野監督(撮影・佐々木彰尚)
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 「DeNA6-5阪神」(30日、横浜スタジアム)

 阪神はサヨナラ負けした。5-4と1点リードして迎えた九回裏、無死一塁から岩崎が大田に同点二塁打を浴びた。なおも二死一、二塁から嶺井の右前打でサヨナラ負けした。

 阪神は4点を追う五回、1死一、二塁から適時失策と佐藤輝の中犠飛で2点を返した。六回には2死二塁から代打・ロハスの中前適時打で1点差に詰め寄った。

 七回、2死から佐藤輝が右翼席中段に14号同点ソロ。2日・オリックス戦(京セラ)の第5打席での3ラン以来、12試合、55打席ぶりの一発で試合を振り出しに戻した。

 そして八回、無安打で勝ち越しに成功。先頭の糸原が四球を選び、暴投と犠打で1死三塁とし、梅野の二ゴロの間に1点を奪った。

 先発のウィルカーソンは4回を7安打4失点で降板。初回に先頭から3連打など5安打を集中され、いきなり4点を献上した。五回以降はケラー、岩貞、浜地と救援陣が無失点継投で味方打線の逆転劇につなげた。

 近本は三回の中前打で自身の連続試合安打記録を「26」に伸ばし、球団歴代3位の大豊泰昭に並んだ。

 大山は通算100号と田淵幸一、真弓明信が持つ球団日本選手の月間最多11本塁打に王手をかけていたが、6月最後の試合で21日・広島戦(マツダ)以来、8試合ぶりの一発は出なかった。

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