矢野阪神が6連勝で交流戦首位に浮上 6月は6戦全勝 絶好調大山が決勝の2点二塁打

6回、大山の先制打に沸く阪神ベンチ
 6回、先制の2点タイムリー二塁打を放つ大山
 5回、柳田を三振に仕留め、ガッツポーズを決める西勇(撮影・田中太一)
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 「ソフトバンク0-2阪神」(7日、ペイペイドーム)

 阪神は今季2度目の6連勝を飾り、ヤクルトと並んで交流戦首位に立った。6月に入って絶好調の大山悠輔内野手(27)がまたも試合を決める一打を放ち、投げては西勇輝投手(31)が6回6安打無失点と快投を演じた。

 0-0で迎えた六回。島田の投手内野安打、近本の左前打などで2死二、三塁から5番・大山が試合を動かした。真ん中付近に甘く入ってきたパワーカーブを中堅左へ運ぶ2点適時二塁打。この試合前まで月間打率・550(20打数11安打)、5本塁打、12打点と絶好調の背番号3は、「西さんが粘りながら0点で抑えてくれていましたし、みんなでつないで作ったチャンスだったので、どんな形でもランナーをかえしたいと思っていました。しっかり仕事ができて良かったです」と声を弾ませた。

 先発の西勇も力投した。二、三回にはいずれも2死一、三塁、五回には2死二塁と再三ピンチを背負ったが、粘りの投球で本塁だけは踏ませない。今季初の梅野とのバッテリーも息ピッタリで、今季4勝目を挙げた。

 6日に「八回の男」の湯浅が出場選手登録を抹消された中、七回は岩貞がマウンドに上がり、その八回はアルカンタラが“代役”を務めた。リードを守り、九回は守護神・岩崎が締めて試合終了。これで6月は負けなしの6戦全勝。虎の勢いが止まらない。

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