阪神 西勇は7回1失点も1球に泣く 一発出れば13戦全勝の山川に被弾

 2回、山川(手前)に先制の一発を浴びる西勇(撮影・田中太一)
 2回、山川に先制ソロを許す西勇(撮影・神子素慎一)
 7回、無失点に抑えた西勇は佐藤輝を迎える(撮影・山口登)
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 「阪神-西武」(31日、甲子園球場)

 先発の阪神・西勇輝投手が107球を投じて7回6安打1失点。山川に先制ソロを浴び、1球に泣いた形となった。

 初回は1死から若林に左前打を浴びたものの、続くオグレディを外角低めチェンジアップで一ゴロ併殺に仕留めて順調に立ち上がった。

 だが、0-0の二回先頭。本塁打を放てば13戦全勝という山川に、内角低めシュートを捉えられ、左越えへソロを被弾した。

 それでも、その後は粘りの投球でスコアボードにゼロを並べた。0-1の四回1死では山川、森に連打を浴びるなど2死一、三塁とピンチを招いたが、7番・外崎を捕邪飛に。0-1の七回には四球と自身の暴投などで1死三塁と再びピンチに陥ったが、滝沢を二ゴロ、岸を三ゴロに抑えて追加点は許さなかった。

 七回2死一塁の打席で代打・ロハスを送られ、降板。これで6試合連続のクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)で防御率1・64と安定感が際立っている。

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