阪神・矢野監督一問一答 西純の二刀流は否定も「結果を出していければ楽しみになる」

 「ヤクルト1-8阪神」(18日、神宮球場)

 阪神の先発・西純矢投手(20)が投げては6安打7奪三振1失点完投で今季2勝目をマークし、打ってはプロ初本塁打で勝利を呼び込んだ。試合後の矢野監督は西純の二刀流起用の可能性を問われ、「そんなんあるわけないやん」と笑い飛ばしつつ、「結果をどんどん出して行ければ、それは楽しみになると思うんで」と大きな期待を寄せた。以下一問一答。

 -まずは西純の本塁打について。

 「いやぁねえ、あのストレートを一発で仕留めるってすごいよね。まあね、それもアイツの魅力にもなるし、ファンの人もね、あの後の打席もずっと楽しみに見ていたと思うんで。自分自身もノッていけるホームランにもなっているし。うん、これからもね、セ・リーグは打席に立つんで、そういうところもどんどんどん欲に行ってもらったらいいんじゃない」

 -8番での起用も打力に期待したのか。

 「期待してということもないけど、(井上)ヘッドからの推薦があって。やってみようか、というところで、ヘッドのファインプレーというか」

 -球団では監督も現役だった2007年以来の「8番・投手」。

 「あぁそうなん、へぇー」

 -ボーグルソンらが8番に入って、その前を監督が打っていた。

 「俺が7番を打っていた?あぁ…俺もね、もちろん自分の中にあんまりそういう考えがなかったんで。きょうどうかなという提案があったんで、『あぁやってみようか』っていうことだったんで」

 -今後もか。

 「いやまあまあ、あしたも一応、そのまま8番ピッチャー入れていこうかなって思ってるけど。それはそのときによって、また考えていければいいのかなって。とりあえず明日は8番ピッチャー入れようかなと思ってるけど」

 -西純に二刀流の可能性は。

 「そんなんあるわけないやん(笑)。そういう気持ちを持ちながら打席でも自分で打って自分で勝つということは、自分も助かるし、自分もうれしいし、ファンの人も喜んでくれるし、そんないいことないんで。もともと高校時代からバッティングがいいというので入って来てるんで。それはもう、そういうふうに見てもらえるような結果をどんどん出して行ければ、それは楽しみになると思うんで」

 -投げる方もテンポ良く。

 「無四球やろ。ショートアームっていうかコンパクトにしながら。だから球数も少なく。若いピッチャーが先発でこうやって出てきてくれるっていうのはすごくうれしいし、アイツ自身も高い目標っていうのが見えてくるような完投になったと思うんで。そういう意味でも素晴らしいね」

 -一発攻勢で、佐藤輝は2年連続2桁本塁打に。

 「まあまあ、そりゃ10号は打つやろうし。まあ、でも輝もその前、昨日といいところで打ってないんで。それよりも今日は、展開的には悠輔のあそこで輝が打てなくて、あの中でタイムリーでも大きいところで3ランにしたっていうところは、やっぱり大きいんで。で、マルテにもホームランが出たっていう、チームとしてはそういうところが大きいなと思うけど」

 -梅野が出場選手登録抹消に。

 「まあまあ、本人も気になる感じやし、トレーナーとみんなで相談しても、このままごまかしみたいにやっていても悪くなる可能性もあるし、じゃあこっちも使う時にどうっていうのも現状、捕手が2人しかね(いないので)。大きく悪いという現状ではないんだけど、やっていたらもっと悪くなる可能性があるなっていうところなんで。話し合いの中で判断しました」

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