阪神、西純が今季初星の権利持ち降板 7回1失点8Kの快投

 6回、西純はポランコを空振り三振に打ち取り気迫の表情を見せる(撮影・山口登)
 5回、西純はプロ入り初安打を放ち両手を挙げて喜ぶ(撮影・山口登)
 4回、西純はウォーカーを空振り三振に打ち取り気合の入った表情を見せる(撮影・山口登)
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 「巨人-阪神」(1日、東京ドーム)

 今季初先発の阪神・西純矢投手が、プロ入り最長7回を3安打1失点と好投し、今季初白星の権利を持って降板した。91球を投じて六回まで毎回の8奪三振で、四球は1つのみ。最速は153キロを計測した。

 初回は安打と四球などで1死一、二塁とピンチを招いた。それでも、丸を144キロ・フォークで空振り三振に斬り、気迫のガッツポーズを見せた。

 二回先頭・ウォーカーに先制ソロをプロ初被弾したものの、以降は無失点。四回無死一塁で丸を遊ゴロ併殺打に打ち取ったところから、打者11人を連続アウトに抑えた。

 五回1死の打席では高橋のスライダーを捉えて一塁へ全力疾走。遊撃内野安打をもぎとり、プロ初安打をマーク。2-1の八回1死満塁のチャンスを迎えた打席で、代打・糸井を送られた。

 降板後は「ホームランを打たれた場面は少し欲が出てしまったので反省ですが、それ以外は梅野さんに引っ張っていただいて、最少失点に抑えることができ、先発としての自分の仕事ができたので良かったです。たくさん点を取っていただいた野手の皆さんに本当に感謝しています」とコメントした。

 昨年6月6日・ソフトバンク戦(甲子園)以来プロ3度目の1軍マウンド。白星を挙げれば、初登板初先発で初勝利を挙げた同5月19日・ヤクルト戦(甲子園)以来のプロ2勝目となる。

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