阪神 救援陣が奮闘 浜地ええで2回完璧!4戦連続0封「万全の準備できている」
「阪神1-3巨人」(17日、甲子園球場)
阪神は敗戦の中でも、救援陣の奮闘が光った。2点ビハインドから追加点を許さず、勝利への執念をつないだ。
存在感を見せたのは2番手・浜地だ。カットボールがさえわたり、最速149キロを計測した直球も威力十分で2回をパーフェクト。4戦連続0封とし、ここまで8試合の登板で防御率1・00と頼もしい数字が並ぶ。
「流れを作りたいと思って投げました。毎回、対戦相手の分析をして試合に臨んだり、登板後に自分の投球を振り返ったりと、日々万全の準備をできていることが結果につながっていると思います」
八回は、岩貞がピンチを作りながらも無失点。九回は、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者疑いで一時抹消となった馬場が合流後初登板し、3奪三振で無失点に抑えた。
矢野監督は「ピッチャーはある程度、形になってきた。浜地もすごい内容のしっかりしたもので、馬場も打たれたけどボールの強さが帰ってきて、みんなで自信をつけ出しているのかな」とうなずく。これを礎に、浮上の時を引き寄せる。