阪神 平田2軍監督 降格即本塁打の小野寺に「すぐチャンスが来ると思う」【一問一答】
「ウエスタン、広島5-1阪神」(9日、マツダスタジアム)
阪神は先発・村上が5回8安打5失点と乱調。ピンチの場面で粘りきることができなかった。野手ではこの日に1軍から2軍に降格した小野寺が、四回2死から“降格後即弾”となる左翼ソロを放った。
8日の広島戦(マツダ)で「6番・一塁」でフル出場していた陽川は、脇腹の張りのため帰阪した。
平田2軍監督の一問一答は以下の通り。
-村上が5回5失点。
「粘りきれんかったな。今日はいつもの栄枝を使わずに、ちょっと藤田をというところだけど、それは関係ないな。初回の2点はしょうがないというかアレやけど、(四回の)3点というところが粘りきれんかったな。その辺は今後課題になってくるとこや。ずっといいピッチングをしてたんで、こういう所でいかに初回の2点で粘り強く、昨日の青柳じゃないけど。その辺は勉強になったと思うわ」
-加治屋が開幕から5試合連続無失点と好投が続いている。
「負けてる時はみんないいんだよ。素晴らしいやん、岡留、尾仲、加治屋。このぐらいの腕の振りで勝ってる時とか同点の時にピッチングができれば。やっぱりメンタルやな、気持ち的なとこよ。こうやって5対1で気楽なとこで投げさせると本来の自分たちの力を出しよるけど、ちょっと勝ってたり、同点やったりするとすぐボール先行になってというところよ。こういうピッチングを勝ってる時とか同点の時とかにできるかってところよ。負けてる時にこうやって誰でも抑えられるよ」
-岡留は1回無失点。
「まだまだスピードが出るはず。今日も気合いが入ってあれしてるけど、岡留もそう。これはまだまだ新人だし経験で、でもスピードがもうちょっと出るし、こういう時にちょっと緩いカーブとかも試すかなと思ったけど、そんな余裕なかったわな」
-小野寺が降格後すぐに本塁打。
「暖は練習の時も悪くないし、落ちてきたけどこういう内容で、去年の(ウエスタン)首位打者だもん。こうやって1発もあるところで内野も外野も守れるってところで、またすぐチャンスがくると思うしね。その辺では(1軍で)打席も5打席しか立ってないでしょ。長坂にしても打席に立ってなかったんで、どんどんどんどんこういうファームの方で打席に立たせて調子上げていってあげな」
-陽川は脇腹の影響で帰阪?
「脇腹の張り。今日の状態はまだ連絡来てないので。今、無理さしてあれしたらいけないんで」