阪神・小川は4回2安打無失点「無四球でいけたのはすごい収穫」最速150キロ

 2回、岡本和を投ゴロに打ち取り一塁へトスする小川(撮影・田中太一)
 3回を無失点に抑えグラブをたたく小川(撮影・田中太一)
 4回、小川は丸を併殺に打ち取る(撮影・山口登)
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 「オープン戦、阪神-巨人」(13日、甲子園球場)

 阪神の先発・小川が4回2安打無失点と巨人打線を封じ込めた。

 初回から立岡、坂本、丸と三者凡退に斬る最高のスタート。二回も岡本和、中田、ウィーラーと危なげなく3人で抑え、完全に自分のペースをつかんだ。

 三回は先頭の大城に左前にはじき返されたが、後続はピシャリ。最速150キロの直球に110キロ台のカーブを織り交ぜ、緩急を駆使して四回もスコアボードに「0」を並べた。

 前回登板した4日・楽天戦(甲子園)は六回から救援登板し、3回1安打無失点5奪三振と快投を披露。先発、中継ぎ両にらみで調整を続ける右腕が、この日もアピールした。

 開幕ローテ入りの可能性も残す右腕は「4回2安打無失点という内容だったんですけど、自分の中で無四球でいけたのはすごい収穫かなと思います。ここまできたら開幕1軍いきたいので、まだ投げる機会はあると思うので、しっかりアピールしていきたいなと思います」と力を込めた。

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