阪神・ケラー 15日実戦デビューも!?ついに来た新助っ投 矢野監督「楽しみ」

 阪神入団が決まったケラー(球団提供)
 ケラーの早期登板の可能性を示唆した矢野監督
2枚

 阪神は7日、新外国人のカイル・ケラー投手(28)=前パイレーツ=とアーロン・ウィルカーソン投手(32)=ドジャース傘下3A=が米国から6日に来日したと発表した。ケラーは今後の手続きを経て最短10日にチームに合流予定で、矢野監督は状態を確認した上で早期の実戦登板を示唆。早ければ15日の2軍練習試合(鳴尾浜)か、同日のソフトバンクとのオープン戦(ペイペイ)で実戦デビューする可能性も出てきた。

 ケラーがついに来日を果たした。25日の開幕が迫る中、矢野監督はクローザー候補との初対面を前に「会えるのが楽しみ」と興奮を隠さなかった。

 「スアレスが抜けた穴は現状埋められていないし、そこを埋めてくれるのがケラーであったらいいなと思って補強させてもらったんで。どんな感じなのかなっていうのは体の状態もボール自体も含めて見てみたいなっていうのが正直なところ」

 ケラーは1日から新規外国人入国の規定が大幅に緩和されたことを受け、6日に来日。今後は政府の指針に基づき、チームに合流する予定だ。嶌村球団本部長は「最短10日」と見通し、「監督も計算しているピッチャーですから、チームに合流させることができて良かった」と安どした。

 ケラーの来日で守護神問題は一気に解消へ向かいそうだ。矢野監督は状態を確認した上で「10日に合流して何日間ですぐに行けるっていうんであれば、1回試してっていうのもあるし」と早期の登板を示唆。早ければ来週15日に予定されている2軍練習試合(鳴尾浜)、もしくは同日のソフトバンクとのオープン戦(ペイペイ)でデビューする可能性も出てきた。順調に進めば、開幕に間に合う形となりそうだ。

 今後、待機期間があるとはいえ、コンディションは上々だ。米国ではアンディ・シーツ、ジェフ・ウィリアムス両駐米スカウトがケラー、ウィルカーソンの練習をサポート。動画でブルペン投球などをチェックしてきた同本部長は「体のコンディションも現状ではスムーズにいっている」と順調な仕上がりに太鼓判を押した。

 同本部長が「ケラーは物静かなところはあるけど試合になると熱い。やるときはやる」と話すように、性格もクローザー向きのようだ。矢野監督はウィルカーソンを含めて「2人は力になってくれないと、こちらもなかなか大変」と戦力として計算している。最速157キロの直球と縦のカーブを武器にするケラー。“奪三振マシン”がベールを脱ぐ日はそう遠くない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス