阪神・糸井 本番では監督背番号「88回」胴上げだ!“予祝”成功ご満悦「引き寄せられる」

 練習前、矢野監督(左)の前で「胴上げ」「“予祝”」のTシャツ姿を見せる糸井(中央左)と西勇(同右)=球団提供
 1日キャプテンの糸井はTシャツに「胴上げ」と書いた(撮影・山口登)
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 「練習試合、阪神(降雨中止)広島」(23日、宜野座村野球場)

 阪神の矢野燿大監督(53)が23日、練習前の円陣でまさかの胴上げをされる場面があった。糸井、西勇の発案で行われた“予祝”で宙に舞い、喜んだ指揮官は、17年ぶりのリーグ制覇、そして日本一達成へ自信を見せた。この日、宜野座で予定されていた広島との練習試合は雨天のため中止となった。

 予祝胴上げの発案者となった糸井嘉男外野手(40)は、「どう思いました?」と報道陣に対してご満悦な様子で問いかけ、「いい雰囲気だったでしょ。もちろんシーズン後半には絶対にやり遂げたいことなので、そういう意味で予祝は(優勝を)引き寄せられると僕は思っている」と儀式の力を強く信じた。

 指揮官が宙に舞ったのは3回で「矢野“さん”やから3。今日はね」とニヤリ。報道陣から優勝した際の胴上げ数を問われると「(矢野監督の背番号の)88回。(誘導尋問で)言わしたな」と言いながら、まんざらでもない様子だった。

 前日にオリックス時代から同僚の西勇と入念に計画を練った。「ちょっと朝、緊張してました」。それほど成功させたかった今回の企画。「西とは前のチームからも一緒ですし、息ぴったりやったんちゃいますか!」と自画自賛した。

 胴上げの際には指揮官の引き締まった体に触れ、「やっぱり鍛えられているので、いい背中の筋肉をしていました」と“糸井節”で感触を口にした。あとは、リーグ優勝を果たして実現させるのみ。「絶対に胴上げします。絶対に2022年、(胴上げを)なし得たいと思います」。聖地に指揮官が88回舞う姿を思い巡らせながら、シーズンを戦い抜く。

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