阪神・平田勝男2軍監督【一問一答】森木「センスある」豊田「面白い存在」
「阪神2軍春季キャンプ」(2日、安芸)
安芸キャンプ2日目は、初日に高校の卒業式に出席していたドラフト1位・森木大智(高知)が合流した。早速、初めて捕手を座らせてブルペン投球。平田勝男2軍監督は「センスが感じられる」と絶賛した。
一問一答は以下の通り。
-森木の投球は。
「馬力とかそういうところは、自主トレである程度立ちPとかで見て、分かってたけどさ。投内連係でのセンスとかね、そういうのを見て、そつなくこなすもん。センスが感じられたよな。昨日、卒業してちょっと区切りもついて野球に集中できる。プロ野球選手なんだからさ。そういうところでの飛ばし過ぎ、張り切り過ぎだけ注意しないといかんなと思ってる」
-捕手を座らせて投げて力強い球だった。
「インコースからアウトコースに投げ分けて、コントロールも、もっと暴れるかなと思ってたけど、そんなこともなく。捕手に『インコース寄ってください』って言ったりとかさ。そういう向上心がさ。寮でも早く起きて準備を人より早くやったり、そういうことが素晴らしいよ。前川にしても、朝6時からバットを振るって言うんだから」
-西純がコロナから復帰。
「何の症状も出なかったらしいんだけど、これはしょうがないので。そういうところでは出遅れるけどね。斎藤もそう。(斎藤)友貴哉の場合はウエートも2キロくらい落ちてんねん。そういうところでやっていくしかないし、森木の存在が一緒にやってるとかなり刺激を受けると思うよ。いい意味で競争だもん」
-豊田が打撃練習でいいスイング。
「彼はやっぱり東海大相模、国際武道大出て、日立製作所だ。この木何の木気になる木や。大したもん。足もあるし、都市対抗でふくらはぎを痛めてこのクールは様子見してるけど、面白い存在になるよ。広角に打てるもん。(打撃が)柔らかいし、足があるし。昨日は井上が素晴らしかったけど、豊田が新人が刺激になってくるんじゃない?あれは柔らかい。コーンと右にも打てるとスカウトと話をしてるけど、非常にパンチ力あるもん。楽しみだね」
-本人は鈴木誠也が理想の選手と。
「体つきもそういう目標を持って。広大(井上)が岡本、(藤浪)晋太郎が菅野のところに行ったりして、いろんなところでマネから入ったりするけど。そこからいいところに自分のものにアレンジしながらヒントを得ながらいろんな勉強をね。コロナで1人の時間も多いんで。次のクールくらいから徐々に上げてくると思う」