阪神・ドラ1森木「限界超える」 新人合同自主トレ打ち上げ 進化誓い春季Cへ

 阪神は30日、鳴尾浜での新人合同自主トレを打ち上げた。安芸キャンプスタートとなったドラフト1位・森木大智投手(18)=高知=は「限界を一歩超える」とテーマを掲げ、レベルアップを誓った。2月1日は高知高の卒業式に参加し、キャンプインは2日からを予定。旧友らにプロでの活躍を誓い、勝負の世界に飛び込んでいく。

 鳴尾浜に広がる青空のように、森木の目は澄み切っていた。約1カ月にわたる新人合同自主トレをケガなく完走。「とても経験できたことも多かった」と充実感を漂わせたが、キャンプではさらなる進化を目指していく。

 「自分のペースを守りながら、たまにはそのペースをぶち破っていけるような。限界を一歩超えるくらいまで行ければなと思う。自分が成長するためのキャンプなので、勝利に貢献できるようにレベルアップしたい」

 先日、虎風荘内での講演会で講師を務めた藤川SAも安芸を視察予定で、質問攻めにする計画を練っている。自己管理から一日の流れに加え「リリースや体重移動など」技術面も極意吸収を狙う。

 森木のキャンプインは2月2日からになりそうだ。1日は卒業式に参加する予定で、この日の練習後に高知へ帰省。「多分、グラウンドで動くと思う」と31日は同校で体を動かすつもりでいる。

 中学、高校の友人との別れの時まであと少し。学生として過ごす最後の時間は刻一刻と近づく。そんな仲間たちの夢や期待を背負い、プロの世界で戦う日々が始まる。「世界一の投手」になる夢をかなえるために、ルーキーイヤーから不断の努力を重ねていく。

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