阪神・佐藤輝 侍入り目指しテル Vへ飛躍へ大暴れ宣言!寅年に「虎になって頑張りたい」

 阪神・佐藤輝明内野手(22)がデイリースポーツの新春インタビューに応じ、2023年に開催予定のWBC出場への夢を語った。世界最高峰の国際大会を見据え「日本代表で出てみたい。世界と戦えるチャンス」と思いをはせる。寅年を迎える22年の成績が大事となるだけに「虎が暴れるように、僕も虎になって頑張りたい」と優勝に貢献すると決意。エンゼルス・大谷翔平選手(27)との夢プラン!?についても言及した。

 2023年に開催予定のWBC。佐藤輝の憧れだったイチロー氏も侍ジャパンの一員として06、09年に世界一に輝いた夢舞台だ。最高峰の舞台で日の丸を背負うチャンスがあるだけに、偽らざる自身の夢を語った。

 「日本の代表として出てみたいなという気持ちはもちろんあります。世界と戦えるチャンスなんじゃないかなとも思うので、そういう意味でも頑張りたいです」

 各国を代表する選手が集う国際大会。現役バリバリのメジャーリーガーもトップチームに参加しており、レベルもかなり高い。メジャーリーグへの憧れも強い佐藤輝はWBC大会を通して世界の投手たちに腕試しをし、規格外のアーチでその名をとどろかせたい。

 栗山ジャパンに選出されるためには、22年の成績が重要になることを十分に理解している。「選ばれるためにもやるべきことをしっかりとやりたいと思いますし、シーズンを頑張ったうえで選ばれたら」。昨季もシーズン歴代新人左打者最多24本塁打を放つなど存在感を示したが、キャリアハイを記録し、自らの手で夢をかなえる。

 今年は寅年。タイガースの年といっても過言ではない。2年目のジンクスという流れもあるが「活躍している選手もいる」と佐藤輝は冷静だ。17年ぶりのリーグ優勝、37年ぶりの日本一。頂に立って二つの景色を見るために、大暴れを約束だ。

 「虎の年にしたいです。寅年なんで虎が暴れるように、僕も虎になって頑張ります」

 課題は明確だ。昨年は歴代新人最多&シーズン歴代6位の173三振を喫した。三振率は約38%(455打席)。「三振を減らすのもそうですし、やっぱりフォアボールを増やしたい。(四球25個と)めちゃくちゃ少なかったので」。キャンプ実戦から選球眼を磨き、四球&本塁打増加で驚異的な打者となる。

 昨年はア・リーグ3位の46本塁打を放ち、同リーグのMVPを獲得した大谷の名をよく口にしてきた。2023年のWBCではもしかしたら2人で侍ジャパンのユニホームに袖を通す可能性がある。「どういう練習をしているか聞いてみたい」と思いをはせる。

 代表合宿での実戦形式では投手・大谷、野手・佐藤輝という対決もあるかもしれない。「(マウンドにいる大谷の)雰囲気を体感したい。もちろん打ちたいです」。ズバリ結果は!?…「それはいつもと変わらないですよ」と爽やかに笑う佐藤輝。自慢のフルスイングで本塁打を狙っている。

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