阪神 春季キャンプ概要発表 ファンサービスは入念な感染対策の上で実施へ

 阪神は23日、来年度の春季キャンプの概要を発表した。1軍は沖縄県の宜野座村、2軍は高知県の安芸市で実施し、日程面は後日発表予定。今春は無観客開催となったが、来春は観客の入場ができる方向だ。観覧エリアの制限や事前予約が必要となるなど、新型コロナウイルスへの感染予防策を実施しながら行われる。

 【1】入場・観覧可能エリア(以下、指定エリア)の制限

 キャンプ地では、宜野座、安芸ともにメイン野球場のスタンド席およびサブグラウンドを観覧可能な一部エリアのみに観覧が制限される。ブルペン(投球練習場)、室内練習場等の観覧はできない。

 【2】指定エリアへの入場者数制限と事前予約

 指定エリア内の着席可能な座席数に応じて、1日あたりの入場申し込み受付者数が制限される。入場には事前予約が必要。事前予約はインターネットでの受付となり、予約方法は決まり次第発表される。

 【3】入場・観覧について(ワクチン検査パッケージを適用)

 指定エリアへ入場できるのは下記(1)~(4)のいずれも満たす必要がある。

 (1) 入場、観覧日の事前予約(申し込み)を実施し、完了メール等を受信、保有している

 (2) 新型コロナウイルス感染症ワクチンの2回目接種後2週間以上経過している。または、入場・観覧日の3日前以降に検体採取を行ったPCR検査等(核酸増幅法や抗原定量検査を含む。抗原定性検査は不可。医療・検査機関はご本人で手配し費用は自己負担。)の結果が陰性である。

 (3) (2)記載のいずれかを証明できる書類等を保有しており、かつ入場、観覧日当日、キャンプ地で身分証明証の提示および本人確認が((2)および(2)を実施した本人であることが証明)できる

 (4) 事前予約時および入場、観覧日にキャンプ地で案内する感染対策に関するお願い、注意事項等に同意する。

 なお、12歳未満の入場については(1)~(4)を満たす保護者または成人の引率者が同伴している場合は(2)は不要とし、(1)(事前予約)、(3)(身分証明証の提示)、(4)を満たす場合に入場できる。また、4歳未満は(1)~(4)を満たす保護者が同伴している場合、(1)~(3)のいずれも不要。

 【4】ファンサービス等について

 監督・コーチ・選手等との直接のふれあいやイベント(サイン会・ステージイベント、トークショー、グリーティング等)は自粛となるが、感染対策のうえ実施可能なファンサービス実施を検討している。

 【5】入場時の検温およびキャンプ地での感染対策の実施

 入場時に検温が実施される。

 発熱(37・5度以上または自身の平熱より高いと感じる場合など)や体調不良、マスク不着用の場合、感染予防、感染拡大防止のため入場はできない。また、マスクは原則常時着用で、こまめな手指の消毒、せきエチケットや大声を出さない、飲食時には会話をしないなど、感染予防対策への協力をお願いする。

 CS放送やインターネットを用いた視聴サービス(虎テレ)、球団公式ソーシャルネットワークサービス等、来場できないファンにも楽しんでもらえるよう多彩な情報発信にも引き続き取り組むという。

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