阪神・高橋「新鮮というか、大変」 虎風荘退寮で一人暮らしスタート

 ランニングする高橋(代表撮影)
 高橋と話す島本(代表撮影)
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 決意の独り立ちだ。阪神の高橋遥人投手(26)が22日、兵庫・西宮市内の独身寮「虎風荘」を退寮して公私ともども一本立ちを図っていることを明かした。

 常葉学園橘入学時から11年間寮生活を送っていたが、今オフから一人暮らしをスタート。「ご飯はいつも当たり前のように出てきていたので、きょうは何にしようかなとかあまり考えたことがなかった。新鮮というか、大変だなと思います」と語った。

 4年目の今季は上肢のコンディション不良で出遅れたが、9月に復帰後は優勝争いの中で存在感を発揮。7試合で2完封含む4勝2敗、防御率1・65と結果を残した。だが1年間通して貢献できなかっただけに、来季にかける思いは強い。

 左のエースとして一本立ちするためにも体調管理は重要だ。フル稼働するためにも、食生活には気を付けなければならない。「勉強というよりは、太りやすいので、そんなにたくさんは食べられない」と動ける体作りへ、節制する考えだ。

 料理以外にも、悪戦苦闘の日々を送っている新生活。家具も新調したが「テレビ台を買って組み立てるのに5、6時間かかって、扉が半開きとかになった。結構大変だった」と苦笑いを浮かべた。17年ぶりの優勝を目指す来季へ。新居で心身共に最善の準備を進めていく。

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