阪神・伊藤将、球団新人最多3100万アップ「来年は日本一に貢献」
阪神・伊藤将司投手(25)が14日、西宮市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、3100万増の4400万円でサインした。(金額は推定)
3100万アップは、これまでの藤浪、近本の3000万を更新する球団新人では最多の上げ幅だ。「評価通りにあげてくれました。なんていうんですかね。うれしかったですね」。大幅アップとなったが、自分へのご褒美は考え中だという。
今季は新人ながら開幕から先発ローテを守り、10勝7敗。球団新人左腕では1967年・江夏豊以来、54年ぶりの2桁勝利を挙げた。規定投球回まで2回2/3とわずかに届かなかったものの、防御率2・44と堂々の成績だ。
「この1年間ローテーションを守ることができて、入団する前に言った2桁勝利するという目標が達成できた。本当に充実した1年間でした」
ルーキーイヤーからしびれる優勝争いも経験。「来年は阪神タイガースが日本一になれるようにチームに貢献していき、個人的には来年も2桁勝利できるように頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。