日立製作所が初戦突破 阪神ドラ6・豊田の2ランなど3本塁打で快勝

 5回、右越え2ランを放った豊田=東京ドーム(撮影・園田高夫)
 5回、右越え2ランを放ち足の痛みに耐えながら生還する日立製作所・豊田=東京ドーム(撮影・園田高夫)
5回、右越え2ランを放ち足の痛みをこらえながらホームインした日立製作所・豊田=東京ドーム(撮影・園田高夫)
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 「都市対抗野球・1回戦、日立製作所4-0ヤマハ」(30日、東京ドーム)

 日立製作所が昨年の都市対抗で0-9と完敗したヤマハにリベンジを果たし、2回戦に駒を進めた。

 0-0の四回、主将・大塚直人外野手(32)が右翼席へソロを放って先制すると、続く五回2死三塁では、阪神からドラフト6位指名を受けた豊田寬外野手(24)が「初球から甘いボールが来たらいこうと思っていた」と右翼席へ豪快な2ランを披露。さらに、六回にも大塚が2打席連発となるソロを放ってリードを広げた。

 投げては、先発した岡が6回途中無失点、2番手の田川が3回1/3を無失点と好投。完封リレーでヤマハ打線に反撃の隙を与えなかった。

 日立製作所は今大会で39度目の出場を誇る名門だが、頂点に立ったことはまだない。大塚は「(優勝するためには)一戦一戦、勝てるように最善を尽くすだけです」と気を引き締めた。

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