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阪神・近本、3番で自己最多更新の14度目猛打ショー 3厘差、首位打者見えた

 1回、菅野(手前)から中前打を放つ近本
 3回、中前打を放つ近本(撮影・金田祐二)
 8回、猛打賞となる左前打を放つ近本(撮影・飯室逸平)
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 「巨人2-2阪神」(13日、東京ドーム)

 託された場所が変わっても、やるべきことは変わらなかった。どんなコースでも、どんな球種でも対応してみせた阪神・近本。2試合連続で自己最多となる今季14度目の猛打賞をマークした、選手会長のバットが止まらない。

 「何番でもやることは変わらないですし、自分のできることは塁に出ることなので特に意識の変化はありません」

 9月3日の巨人戦以来、今季2度目の起用となった3番。慣れない打順だったが、1打席目から快音を響かせた。初回2死走者なしで、菅野が投じたカットボールに反応。鋭いスイングで中前へはじき返した。

 「いい投手ということに変わりはないので、追い込まれるまでに仕留めていきたいという気持ちです」

 1点を追う三回の第2打席では、初球の直球を中堅へクリーンヒット。続くマルテの打席ですぐさまスタートを切った。今季24盗塁目となる二盗に成功。自らの足で好機を広げたが、得点にはつながらない。それでも、攻撃の起点となるために奮起することに変わりはなかった。同点の八回には先頭から、2番手左腕・中川のスライダーを左前へ運んだ。

 シーズン終盤の勝負どころで、打撃の状態を維持。この日は4打数3安打で打率・316と上昇した。これで現在打率トップの広島・鈴木誠に3厘差だ。また、今季58度目の複数安打も記録し、球団では2003年の赤星と並び4位タイとなった。

 シーズンも残り9試合。個人の記録よりも勝つことを重要視する。「とにかく目の前の試合を勝つためにできることをやっていくしかないので、苦しい状況は続きますが、チームに貢献するために明日も頑張ります」と近本。ヤクルトから首位の座を奪い返すためにも、選手会長の勢いは止まらない。

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