阪神戦力外の石井将、鈴木「野球を続けていきたい」現役続行希望

6月13日、ウエスタン・ソフトバンク戦で登板する阪神・石井将希=甲子園
6月12日、ウエスタン・ソフトバンク戦で登板する阪神・鈴木翔太=甲子園
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 阪神から来季の契約を結ばないことを伝えられた石井将希投手(26)と鈴木翔太投手(26)は、現役続行を希望。藤谷洸介内野手は未定となっている。

 石井将は「やっぱり何一つ結果を残せていないので、そういう意味では覚悟していました。去年は支配下に上がってからも、1軍の登板は1試合で終わって、そこからサイドスローにして自分の中では今年が勝負の年だと思って取り組んでいましたけど、なかなかうまくいかなかったので、自分の中では覚悟はありました」と、話した。

 左腕は今季2軍で29試合に登板。2勝0敗で防御率3・48だった。「体は全然元気なので。腕を振れる時に全力で腕を振っていきたいと思うので、今はまだ挑戦していきたいという気持ちです」と現役続行を目指す。

 育成の鈴木は「去年、戦力外になり、阪神さんにチャンスをいただいて、2月のキャンプから1軍に呼んでいただき、大きなチャンスをいただいたのに、そこで自分がけがをしてしまって、このチャンスをつぶしてしまったというのは本当に悔しかったです。ただ、改めてこうしてチャンスをいただいた阪神タイガースには、感謝の気持ちでいっぱいです」と心境を語った。

 右腕は2月のキャンプで1軍に抜てき。ただ、けがで離脱した。ファームでは20試合に登板。3勝2敗1セーブで防御率1・73だった。「今は3年間1軍で投げていない状況ですが、1軍で投げてみたいという気持ちはすごく自分の中でもあるので、やれることをやりながら、いい話があればいいなと思って、野球は続けていきたいと思っています」と、現役にこだわっていく。

 藤谷は「当然悔しい気持ちはありますけど、やっぱり野手もやらせてもらって本当に感謝しています。投手をやっていたら3年前にクビになっていたかもしれないですし、矢野さんに対しても、野手に挑戦するチャンスをいただいた球団に対しても、すごい感謝しているというのが今の率直な気持ちです」と球団に感謝した。

 今季は故障もあり、ファームで24試合の出場に終わっていた。今後については「まだ決めていないですね。家族とも相談して、決めていきたいと思います」と話した。

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